婚活男子は優柔不断?

婚活中の女性を集めて女子会を開いたときに、こんな話題で盛り上がったことがありました。

「この間、婚活しているイケメンと知り合って、ワクワクしながら初デートに行ってきたんだけど、すべてにおいて『次、どうする?』『これでいい?』『なにがいい?』って確認されて、すごい疲れたんだよね。やっぱり、リードしてくれる男性がいいなって思っちゃった!」

なにかあるたびにいちいち確認されると、答えるのも面倒くさいし、自信がない人なのかな? 優柔不断な人なのかな? と、気持ちが冷めてしまうこと、ありますよね。

「あそこに行こう!」

「次は、こうしよう!」

と、こんなふうにリードされたらトキめいちゃうよね! というのが、婚活女子会参加者全員一致の意見でした。

でも、一方で、男性相談者さんからは、こんな不満を聞きました。

「女性って、意見を聞くと、『なんでもいいよ』 ってよく言いますよね。それなのに、決めて伝えると不服そうだったりして……。意見を尊重しようと思って聞いてるんだから、そのときに『これがいい』とか、『これはイヤ』とか言ってほしい。あとから文句言われると、すごく萎えるし、せっかく考えたのに……って、がっかりする。それで、次もデートに誘うかどうかが大きな悩みになったりするんです」

……たしかに、女性の「なんでもいい」は、実際はなんでもよくないことが多いもの。

なにがいいとか悪いとか、本当は頭の中で決まっているのに、「なんとなくわかるよね?」と、相手の理解に期待して言わない……思い当たることがある方、少なくないはずです。

このように、婚活中だけではなく、男性の「女性の意見を尊重したい」というせっかくの思いやりを、私たち女性の、本当はなんでもよくない「なんでもいい」という言葉が台無しにしてしまっていることがあるのです。

もしかすると、婚活や恋愛に積極的になれない内気な男性が増えてしまった理由は、私たち女性が強くなり、こんなふうに文句を言うことが多くなったからかも……。

そう考えると、男性に「リードしてよ!」と、一方的に気持ちを押しつけてしまうなんてひどいことですよね。

男性が、女性に対して「どうしたい?」「なにがいい?」と聞いてくるのは、彼らの思いやりからです。そりゃそうですよね、結婚してくれるかもしれない相手ですから気を使っているんです。

「自分の意見を言わないなんて、男らしくない!」なんて決めつけてしまわずに、まずはその思いやりを素直に受け取りましょう。特に婚活中の身であるならばここのような婚活サイトで出会うこともあるはず。そういった相手は初対面な人がほとんどなはず。

そこで、「わかってないなぁ」なんて思うのは、あなたが間違っています。

さらに、「なんとなくわかるよね?」と相手に過度に期待するのは厳禁。

「なんでもいい」という言葉は、絶対に使わないようにすることです。

本当に「なんでもいい」と思ったときでも、必ず「AかBがいいな」や、「C以外なら大丈夫だよ」と、意見を求めてきた相手に心くぱりをすることが大切。そうしないと、男性だって困ってしまいます。

ある程度、選択の幅を狭めることができる回答をくり返し伝えれば、男性側もあなたの好みを把握することができ、徐々にうまくリードしてくれるようになりますよ!

女性もある程度男性の考えを知ったうえで行動しないと、いい結婚相手に逃げられてしまいますよ。

 

「彼女を落としたい」欲求をかきたてる女

ある女性が、今にも泣きだしそうな顔でこんな相談をしてきたことがあります。

何度もデートに誘ってきて、明らかに自分に気がある男性。彼女自身も彼に好意を持ち、ぜひつき合いたいと思うように。そこで、彼氏や親しい男性がいないことを伝え、自分のほうからも積極的にアプローチをしてみたところ、お泊まりまで関係が進んだそう。

男と女の関係になり、いよいよこれから愛の生活が始まる! と思っていたのに、なぜか突然、彼からの連絡がとぎれとぎれになったのです。

「いったい、なんだったのよ!」と怒りたくなる気持ちはわかります。明言こそしていないものの、もう恋人同然だと思っだからこそのお泊まりだったでしょうし、盛り上がっていた気持ちを台無しにされて、もう悲しみを超えて怒りしか残りませんよね。

これもまた、男女の考え方の違いからくる失敗です。

男性は女性から「選ばれたい」と思っているのです! これは、はるか昔の人類の生き方を想像すれば納得できます。

家族を養うために狩りに出かけ、命をかけて戦いをくり返すうちに、男性には「狙った獲物は仕留めたい」という本能が備わりました。

それが、いいと思った女性をなにがなんでも「自分か落としたい」という欲求につながっていったのです。

だから、タイプの女性だったとしても、女性のほうから積極的にアプローチをかけられると冷めてしまうものなのです。あるいは、「なんかラッキー」とばかりに体だけを求めてくるなんてことになりかねません。

一方の女性には「きちんと稼いできてくれる」「自分や子どもを守り、大切にしてくれる」男性かどうかを嗅ぎ分けようとする本能が備わっています。肝心なのはいかに相手に悟られずにこの能力を使うかということ。

気になる男性がいても、自分から猛アプローチをかければ、相手は逃げてしまいます。

ですから、アプローチしているのを男性に気づかれない程度に自分を印象づけ、男性に「あの子をふりむかせたい!」と思わせましょう。

男性はプライドの高い生き物なので、「あなたに選んでもらえて幸せ」と、あくまで男性を立てる態度でいることが重要です。

しかし、中には女性の方から積極的にアプローチしてもらわないと、交際まで発展しないような男性もいます。

それは、モテすぎる男性や、草食系の男性、もしくはプライドがとても高くて、自分の方から女性を口説くことはしたくないと思っているような男性です。

モテすぎる男性は、日頃からたくさんの女性と出会う機会があるので、あなたの存在を忘れられないように、連絡を取り続けることが大事。草食系の男性は、恋愛を面倒くさかって避ける場合があるので、友達として自然に距離を縮めていくようにしましょう。

プライドの高い男性には、「あなたみたいな頼りになる人が好き!」という態度でアピールすると効果的。ただし、やりすぎるとつき合ったあとも「つき合ってやった」と上から目線で見られることもあるので注意が必要です。

男性は最終的には「自分だけを好きでいてくれる、誠実な彼女」を求めていても、自分の手に入るまでは「誰もがねらっている子にふりむいてもらう」方法を必死に考えているもの。

その心を逆手に取り、彼に「選ばれた」という達成感を与えてあげましょう。

「私は、あなた一筋の一途な女性です」というアピールは、つき合ってからでいいのです。

「彼女をふりむかせた」という達成感を与えるために、自分からはアプローチしないようにしましょう。

 

「いつも彼とつながっていたい」は逆効果!

「彼が、いつもメールをスルーするんです。どうしたら、返事をしてくれるようになりますか?」

恋愛カウンセリングをしていると、こういった相談をよく受けます。

そこで、いったいどんなメールを送っているのか見せてもらうと、

「おはよう! 昨日遅くまでDVD観ちゃって眠い~」

「聞いてよ! 午前中こんなことがあってね……」

「今日は早く上がれた! 電車なう」

「疲れた~、おやすみ~」

という「つぶやき」のような言葉が並んでいました。

驚くことに、「彼が連絡をくれない」と相談してくる女性の多くは、彼から返事がないにもかかわらず、一日に何回もこういったメッセージを送っています。

彼のことが大好きで、いつも彼とつながっていたいという気持ちは、よくわかります。女性なら、自分が仕事をしていても、友達と遊んでいても、彼のことってつねに頭の片隅にありますよね。

でも男性は、女性のように器用ではないので、一度に一つのことしか集中できません。仕事をしているときは「仕事モード」。友達と遊んでいるときは「友達との遊びモード」にそれぞれ入ってしまい、それ以外のことは考えられないのです。

実際、男性に意見を聞いてみると、「彼女から頻繁に一方的な連絡がくると、正直ちょっと疲れる」と答えた人が多くいました。

それに加えて、

「どうして、返信くれないの?」

「女と会ってたんじゃないの?‥」

など、彼を責める発言・疑うような発言をしてしまったら、もっと大変!

お互いに想っていたはずなのに雰囲気が悪くなり、「俺ら、やっぱり合わないんじゃない? 別れよう」なんてことにもなりかねません。

でも、男性だって、「会っているときだけ、話をすればいい」と思っているわけでもないのです。

男性は、「彼女と、どこかでつなかっていたい」と考えています。

ですから、つねに連絡を取り合うわけではないけれど、ふとしたタイミングで、

「特に用はないけど、なにしてるかなあと思って」

「出張で大阪に来てるんだけど、おみやげ、なにがいい?」

などと連絡してくるのです。夜、酔っ払った彼からの意味不明な電話に迷惑したことがあるなんて方もいるのでは?

そんなことがあると、「私からの連絡はさんざん無視しておいて、自分の都合がいいときだけ連絡してくるわけ?」と、ついイライラしてしまいますよね。

でも、意地を張って連絡を無視したり、彼にいやみを言っても、いいことはありません! ここは広い心で彼からの連絡を素直に受け、

「こんなふうに連絡くれるなんて珍しいね。すごくうれしいな」

と伝えてみてください。

すると男性は、「連絡してよかった」「やっぱり、どこかでつながっている彼女っていいもんだなあ」と実感し、あなたに対しての愛情が増すはず!

彼からの連絡が頻繁じゃなくても、愛されていないわけではありません。

「なかなか返信がこない……」と落ちこんだりイライラするのではなく、「ここぞ!」というときの彼からの連絡を喜んで受けることで、彼女がいる喜びを彼に思い知らせてあげましょう!

彼からの突然の連絡に剋から喜べば、彼はますますあなだの虜になります。

 

男は「尊敬される」のに弱い

「私のどんなところが好き?」

交際中の彼にこんな質問をした経験はありませんか。

具体的に、「気くばりができるところ」とか「料理が上手なところ」と言われるのもうれしいけれど、本当は「全部だよ」つて言ってほしかったのに……なんて思いをしたことがある人も、少なくないのでは?

そう、女性はほめられること以上に、人として愛されることを好む生き物なのです。

では、彼から「じゃあ、俺のどんなところが好き?」と聞かれたとき、あなたはどんなふうに答えていますか?

「全部だよ」とか、「やさしくて、私のことを大切にしてくれるところ」など、自分が言われてうれしい。人として愛している部分を伝えているのではないでしょうか。

でも、実はこれだと、男性にとっては大満足の回答ではありません。男性は、人として愛されること以上に、すごいと思う部分をほめられたり、尊敬されたりすることを求めているのです。

つまり、女性が自分の求めている答えを男性に与えても、彼を100%満足させるのはむずかしいのです。

女性は、人間関係を円滑にすることを第一に考えています。誰か一人が優れていたり劣っていたりすることなく、一緒が一番いいと考え、ヨコのつながりを大切にして生きています。したがって、自分か受け入れられている、周囲から愛されていると実感できることこそが、生きる糧となるのです。

しかし、男性はその逆。

タテの社会で生き、勝ちと負けを(ツキリさせることにより、上下関係を保ちながら生活するので、人よりも優れている部分を強調したがります。そのため、ほめられたり尊敬されたりすることで、自分は認められていると感じ、それが自信へとつながるのです。

女性も男性も自分がほしいものはわかっていても、異性がまったく違った答えを欲していることになかなか気づきません。だから、「どんなところが好き?」と質問されると、心からの愛情を持って、白分か言われてうれしい言葉を相手に差しだしてしまうのです。

せっかく相手のことを思って答えたのに、微妙なすれ違いが生まれるのは避けたいところ。心から喜んでもらいたいですよね。

ですから、男性をより喜ばせたいと思うなら、彼の「すごいと思うところ」を言ってあげましょう。

男性のタイプを問わず、「仕事への評価」は、心に響くもの。社会人男性なら、仕事ネタでほめるのは「鉄板」です! 学生や、資格試験勉強中の男性には、勉強に関することや、将来の仕事への熱意、あるいは仲間うちのイベントでの役割などに対して、ほめ言葉をかけましょう。

ちなみに、近年話題の「早食系男子」は、なにかに対して大きなこだわりを持っていることが多いので、そこをほめてあげると喜びます。

ファッションや趣味といった細かなことをリサーチして、そのこだわりの部分をほめてあげることで、彼は「俺のこと、よく見てくれてるんだな」と、満足することができるのです。

そして、最後にこうつけ足しましょう。

「それでいて、私にもやさしくしてくれるからうれしいな」

これできっと彼は、あなたのために「よりいい男」でいようと努力してくれるはずです。

「あなたって、すごい」このひと言を男は待っているのです。