男は「尊敬される」のに弱い

「私のどんなところが好き?」

交際中の彼にこんな質問をした経験はありませんか。

具体的に、「気くばりができるところ」とか「料理が上手なところ」と言われるのもうれしいけれど、本当は「全部だよ」つて言ってほしかったのに……なんて思いをしたことがある人も、少なくないのでは?

そう、女性はほめられること以上に、人として愛されることを好む生き物なのです。

では、彼から「じゃあ、俺のどんなところが好き?」と聞かれたとき、あなたはどんなふうに答えていますか?

「全部だよ」とか、「やさしくて、私のことを大切にしてくれるところ」など、自分が言われてうれしい。人として愛している部分を伝えているのではないでしょうか。

でも、実はこれだと、男性にとっては大満足の回答ではありません。男性は、人として愛されること以上に、すごいと思う部分をほめられたり、尊敬されたりすることを求めているのです。

つまり、女性が自分の求めている答えを男性に与えても、彼を100%満足させるのはむずかしいのです。

女性は、人間関係を円滑にすることを第一に考えています。誰か一人が優れていたり劣っていたりすることなく、一緒が一番いいと考え、ヨコのつながりを大切にして生きています。したがって、自分か受け入れられている、周囲から愛されていると実感できることこそが、生きる糧となるのです。

しかし、男性はその逆。

タテの社会で生き、勝ちと負けを(ツキリさせることにより、上下関係を保ちながら生活するので、人よりも優れている部分を強調したがります。そのため、ほめられたり尊敬されたりすることで、自分は認められていると感じ、それが自信へとつながるのです。

女性も男性も自分がほしいものはわかっていても、異性がまったく違った答えを欲していることになかなか気づきません。だから、「どんなところが好き?」と質問されると、心からの愛情を持って、白分か言われてうれしい言葉を相手に差しだしてしまうのです。

せっかく相手のことを思って答えたのに、微妙なすれ違いが生まれるのは避けたいところ。心から喜んでもらいたいですよね。

ですから、男性をより喜ばせたいと思うなら、彼の「すごいと思うところ」を言ってあげましょう。

男性のタイプを問わず、「仕事への評価」は、心に響くもの。社会人男性なら、仕事ネタでほめるのは「鉄板」です! 学生や、資格試験勉強中の男性には、勉強に関することや、将来の仕事への熱意、あるいは仲間うちのイベントでの役割などに対して、ほめ言葉をかけましょう。

ちなみに、近年話題の「早食系男子」は、なにかに対して大きなこだわりを持っていることが多いので、そこをほめてあげると喜びます。

ファッションや趣味といった細かなことをリサーチして、そのこだわりの部分をほめてあげることで、彼は「俺のこと、よく見てくれてるんだな」と、満足することができるのです。

そして、最後にこうつけ足しましょう。

「それでいて、私にもやさしくしてくれるからうれしいな」

これできっと彼は、あなたのために「よりいい男」でいようと努力してくれるはずです。

「あなたって、すごい」このひと言を男は待っているのです。