「彼女を落としたい」欲求をかきたてる女

ある女性が、今にも泣きだしそうな顔でこんな相談をしてきたことがあります。

何度もデートに誘ってきて、明らかに自分に気がある男性。彼女自身も彼に好意を持ち、ぜひつき合いたいと思うように。そこで、彼氏や親しい男性がいないことを伝え、自分のほうからも積極的にアプローチをしてみたところ、お泊まりまで関係が進んだそう。

男と女の関係になり、いよいよこれから愛の生活が始まる! と思っていたのに、なぜか突然、彼からの連絡がとぎれとぎれになったのです。

「いったい、なんだったのよ!」と怒りたくなる気持ちはわかります。明言こそしていないものの、もう恋人同然だと思っだからこそのお泊まりだったでしょうし、盛り上がっていた気持ちを台無しにされて、もう悲しみを超えて怒りしか残りませんよね。

これもまた、男女の考え方の違いからくる失敗です。

男性は女性から「選ばれたい」と思っているのです! これは、はるか昔の人類の生き方を想像すれば納得できます。

家族を養うために狩りに出かけ、命をかけて戦いをくり返すうちに、男性には「狙った獲物は仕留めたい」という本能が備わりました。

それが、いいと思った女性をなにがなんでも「自分か落としたい」という欲求につながっていったのです。

だから、タイプの女性だったとしても、女性のほうから積極的にアプローチをかけられると冷めてしまうものなのです。あるいは、「なんかラッキー」とばかりに体だけを求めてくるなんてことになりかねません。

一方の女性には「きちんと稼いできてくれる」「自分や子どもを守り、大切にしてくれる」男性かどうかを嗅ぎ分けようとする本能が備わっています。肝心なのはいかに相手に悟られずにこの能力を使うかということ。

気になる男性がいても、自分から猛アプローチをかければ、相手は逃げてしまいます。

ですから、アプローチしているのを男性に気づかれない程度に自分を印象づけ、男性に「あの子をふりむかせたい!」と思わせましょう。

男性はプライドの高い生き物なので、「あなたに選んでもらえて幸せ」と、あくまで男性を立てる態度でいることが重要です。

しかし、中には女性の方から積極的にアプローチしてもらわないと、交際まで発展しないような男性もいます。

それは、モテすぎる男性や、草食系の男性、もしくはプライドがとても高くて、自分の方から女性を口説くことはしたくないと思っているような男性です。

モテすぎる男性は、日頃からたくさんの女性と出会う機会があるので、あなたの存在を忘れられないように、連絡を取り続けることが大事。草食系の男性は、恋愛を面倒くさかって避ける場合があるので、友達として自然に距離を縮めていくようにしましょう。

プライドの高い男性には、「あなたみたいな頼りになる人が好き!」という態度でアピールすると効果的。ただし、やりすぎるとつき合ったあとも「つき合ってやった」と上から目線で見られることもあるので注意が必要です。

男性は最終的には「自分だけを好きでいてくれる、誠実な彼女」を求めていても、自分の手に入るまでは「誰もがねらっている子にふりむいてもらう」方法を必死に考えているもの。

その心を逆手に取り、彼に「選ばれた」という達成感を与えてあげましょう。

「私は、あなた一筋の一途な女性です」というアピールは、つき合ってからでいいのです。

「彼女をふりむかせた」という達成感を与えるために、自分からはアプローチしないようにしましょう。